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女性用頭皮ケアシャンプーの選び方。注目の成分と気を付けるポイント

頭皮ケアシャンプー選びの基本は「自分に合う」か

大量のシャンプーが出回っている今、「どのシャンプーを選ぶべきか」というのはとても難しい問題です。

どのシャンプーにも必ず相性があり、Aさんにとっては最高だった商品がBさんにとっては肌トラブルの原因となった、ということもよくあるケースです。

また、シャンプー自体の成分や目的、方向性も多種多様で、どれがいい、とは一概に言うことはできません。

頭皮のタイプによって、実はシャンプーの選び方やケア方法も違います。

今回は、正しいシャンプーの選び方やケア方法をご紹介。

いつまでも美しい髪をキープするには自分に合ったシャンプーを使うことが大切。

頭皮ケアもできるシャンプー方法や、シャンプーの時にできる簡単なマッサージ方法も参考に、
美髪の要となる頭皮ケアを見直してみはいかがでしょうか。

洗浄成分の種類を知る

シャンプーを選ぶ上で最も大切なのが洗浄成分です。

なかなかとっつきにくいところもありますが、ある程度知っておくことで、ラベルに書いてある成分を確認しながら、きちんとシャンプー選びができるようになりますので、この際勉強しておきましょう。

まず、界面活性剤は系統によって洗浄力や泡立ちが異なります。アミノ酸系はおだやかな洗浄力で、低刺激。

高級アルコール系は洗浄力が高いけど刺激も強めです。

他にもタウリン系、石けん系、両性活性剤のベタイン系などがあります。

シャンプーに使用されている活性剤の一部

ラウレス硫酸Na/ラウリル硫酸Na
高級アルコール系の洗浄分。洗浄分が高く、泡立ちも良い。

ラウロイルメチルアラニンNa/ココイルメチルアラニンNa
アミノ酸系の洗浄成分。適度な洗浄力で、しっとりと洗い上げる

ココイルメチルタウリンNa/ラウロイルメチルタウリンNa
含硫アミノ酸というタウリンから作られる洗浄成分。低刺激でやさしい。

ラウラミドプロピルベタイン/コカミドプロピルベタイン
ベタイン系の両性界面活性剤。低刺激で増粘効果が高い。

無添加シャンプーをうたっているシャンプーほど優しい?

もちろん無添加であることは望ましいのですが、だからといって髪がしっとりとした洗い上がりになるとは限りません。

無添加製品にはせっけん系のものが多いですが、毛のきしみが起きやすく、石けんカスが毛に残ることで毛がゴワつく場合があります。

特にダメージヘアが多い方の場合は避けたほうが良いでしょう。

また、天然エキス配合を売りにしている製品は多いですが、もちろん配合量も大きく関係しています。

わずかな配合量であればあまり意味がありませんし、シャンプーは基本、洗い流してしまうので、大きな期待はできないかもしれません。

天然エキス配合だけを見るのではなく、配合量もしっかりチェックして選びましょう。

ただし、成分を洗い流すとはいえ、加水分解系などの分子の細かい成分は髪にしっかり残ります。

水溶性の植物エキスなどは流れてしまいますが、洗髪時に洗浄成分の刺激を緩和してくれます。

年齢に合わせたシャンプー選びを

若い時は皮脂分泌が活発です。そういう時期には洗浄力の強い高級アルコール系のシャンプーを使っても特に問題はありませんが、年齢を重ねるとともにアミノ酸系のシャンプーに変えて、洗浄力を抑えていくというのもおすすめです。

また、年齢とともに頭皮や髪のエイジングケアも意識していきましょう。

髪のパサつきやダメージには「加水分解ケラチン」「セラミド」「コラーゲン」などを与えます。

ツヤが足りないなら、「オリーブ油」「アルガン油」といった植物油を。

頭皮の活性化なら「パンテノール」「アスタキサンチン」「海藻エキス」などの成分の入ったシャンプーを選ぶと良いでしょう。

またエイジングケアにはノンシリコンが良いというのを聞いたことがありますが、気にしなくてOKです。

ノンシリコンをうたうシャンプーでもそれに代わるコンディショニング成分が入っている場合がほとんんどです。

逆にそういった成分のほうが頭皮に残りやすかったりしますし、ノンシリコンは比較的髪がきしみやすいので、特にダメージヘアの場合は使用を控えたよいこともあります。