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髪の毛の色が違うのはなぜ?髪の毛が黒くなる理由!

髪の色も肌の色と同じようにユーメラニンフェオメラニンがありこのバランスで様々な髪色となります。黒髪にはユーメラニンが多く含まれています。

ユ―メラニンは主に肌や髪の明度を決める要素となります。少なければ明度が高い(色白や明るい髪)、多ければ明度が低い(色黒や黒髪)。黒人に多く、白人は少ない。フェオメラニン黄~赤色の色素。紫外線によって活性酸素を産生します。

ユ―メラニンとフェオメラニンの割合によって肌や髪の色が変わります。フェオメラニンは肌や髪の色相(ベース)と彩度を決める要素となります。量が少なければ黄みで彩度が低い、多ければ赤みで彩度が高いなど。

毛髪に色があるのは、毛髪がメラニン色素を含むからですが、このメラニンは、毛髪を含むからですが、このメラニンは、毛髪を成分する毛母細胞とは関係なくメラノサイトというメラニン生成細胞が分泌したメラニンが毛髪に混じっているからです。

白髪は一口にいえば、なんらかの理由でメラニンが生成されない場合に生えてくる色なしの毛というわけです。色なしならば透明であるはずですが、光の反射のせいで白く見えるわけです。

また、紫外線の弱い地域で発生した民族は、肌や髪の色が薄く(白人)、紫外線から身を守る必要が高いほど、髪や肌の色が濃くなったのではと考えられます。

紫外線が原因で発症する皮膚癌の発症率は、白色人種のほうが圧倒的に高いという事実をみても、メラニンが紫外線対策物質であることがわかります。

メラニンって何?

メラニンは、人の皮膚や髪の毛に含まれている色素のことですが、髪に含まれているメラニンは、色素を形成する細胞である毛球部で作られ、その後内部にあるコルテックスに送られて、髪の毛の色の決定に影響を及ぼします。コルテックスとは、髪の毛の90パーセントを占める細胞で、髪の毛の中にある繊維状のタンパク質でできている層のことです。

髪の毛の内部には、「メデュラ」という柔らかいタンパク質でできている髄質の組織を取り巻いている層があり、その周りをくるむようにしているのが、コルテックスです。

このコルテックスは、表皮の部分であるキューティクルを包み込んで、外部の刺激から髪の毛を保護する働きをしています。

さらにコルテックス内部のメラニン色素が、紫外線から受ける影響を防御してくれるのです。つまり、髪のメラニンも、皮膚にあるメラニン色素と同じように、頭皮や髪の毛を紫外線から守るという働きもしているのです。

ユーメラニンって何?

ユーメラニンとはメラニンの一種で、ユーメラニンが多く含まれている髪の毛は黒く、髪の濃度も濃くなります。

つまり日本人の髪の毛の中にはユーメラニンがたくさん含まれているため、個人差はあるものの、ほとんどの人の髪の毛は黒くなっているということになります。

ただし、加齢により白髪になりますが、これは髪の毛に含まれるユーメラニンが減少するためです。また、ユーメラニンは、髪の毛を黒くさせることで、紫外線を吸収して髪の毛へのダメージを減らす働きをします

フェオメラニンって何?

フェオメラニンの「フェオ」は「褐色」や「薄い」という意味で、フェオメラニンが多い髪の毛の色は赤毛や金髪といった、明るめの髪の毛になります。

フェオメラニンには紫外線を防ぐような機能があるかどうかはまだわかっていません。

吸収する紫外線の波長に関係してるのかもしれませんし、もしかするとフェオメラニンにはもっと何かほかの機能があるのかもしれないといわれています。

また、フェオメラニンは紫外線に弱いという性質があり、紫外線を受けると吸収して活性酸素を作り出します。

なので肌細胞もダメージを受けやすく、肌が炎症を起こしたり、皮膚が赤くなったり、最悪の場合皮膚がんの発症リスクが高まる可能性があるといわれています。

髪を美しく保つセルフケアのコツ

美しい髪の毛をキープするための自分でできるセルフケアのポイントをご紹介します。

・トリートメント コンディショナーを使い分ける

トリーメントとコンディショナーの違いをご存知ですか?トリートメントは主に内側を集中補修する役割があり、コンディショナーは主に外側を集中補修する役割を持っています。

最近は2つの機能を供えた物も増えてきましたが、本来は分けて使うのが理想的です。

例えば、週に3~4回をトリートメントし、その間の日を埋める感じでコンディショナーを使用する、といった感じです。内側を補修した次の日は外側を補修して栄養の流出を防ぐというのが目的です。

尚、髪のダメージは内部から発生しているので、現在コンディショナーをお使いの方はトリートメントに変えるといいでしょう。

・シャンプーはできるだけ良い物を使いましょう

できるだけ美容室で売られているシャンプーやコンディショナーを使用するのがベターですが、コストや利便性を考えると、なかなか手が出せないことも多いと思います。

なので市販のものでもOKですが、やはり万人向けに作られている傾向が強いので、できるだけ自分の髪質を考慮しつつ、配合されている成分にもこだわって購入していただきたいと思います。

・必ずタオルドライを

洗い流さないタイプのトリートメントを使用する際のタオルドライは大切です。余分な水分が残っていると浸透しないので、必ずしっかりと水分を拭き取っておきましょう。

・正しくドライヤーをかける

髪の毛が濡れている状態はキューティクルの蓋が開いているため、トリートメントで入れた栄養が流れ出てしまう可能性があります。決して髪の毛を濡れたまま放置しないように気をつけましょう。

また、ドライヤーは冷風を使って、毛先に向かって斜め45°の角度で指を通しながら風を当て、毛先が乾燥しないように根元から乾かしましょう。